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Wood Wall Art WWA-SO-003
森水面 もりみなも
南会津の森を感じてもらえるようにデザインしたブロックは、静かな水面の森をイメージしました。樹種の違いによる木肌の風合いやグラデーションが織りなす壁面は、様々な木の個性を楽しむことができます。
組み合わせパターン
ブロックパターン
デザインコンセプト
秋になると、南会津の山全体は燃えるような黄や橙で染まります。それは樹種が豊富な広葉樹の森だからこその風景です。町の製材所には30以上の樹種の製材がストックされ、かつては広葉樹の生産量が日本一の地域でした。里山の閑かな湖沼にうつる水面の森をイメージし、広葉樹の木目、風合いが楽しめるような大きさのパーツに、カーブ加工を施して木に新たな表情をつくりました。水面で揺らぐ多様な広葉樹の組み合わせ愉しんでいただければと思います。
デザイナー
齋藤光 Hikaru Saito
愛知県出身。東北大学大学院工学研究科修士課程終了。
都内の設計事務所等勤務のち、福島県南会津町のはりゅうウッドスタジオに入社。同社では、森や製材所に近く、木造建築を中心に学ぶ。
2010年「土かまくらの家」鹿島出版会SDレビュー入選。東日本大震災を契機に、はりゅうウッドスタジオでは、木材を縦に並べてパネル化した縦ログ構法の開発・設計を行う。縦ログ構法は、ローテクで森・地域経済を生かす構法でもある。
2016年縦ログ構法による自邸「針生の箱」を設計。同作品で日本建築学会新人賞受賞。
2020年より東北大学都市建築非常勤講師を務める。標高700mから提案するモノづくり、コトづくり、場づくり、地域づくりを楽しみながら設計活動を行っている。
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